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2010年 10月 02日
朝、大学へ。
世田谷キャンパス梅ヶ丘校舎に、学内の茶道部のみなさんが集まって下さり、午前中から準備を始めて、13時頃からお茶会を開催。 野点をイメージして、学生たちが作った仮設建築博物館内の「浮立庵」にて、お茶を点てていただく。 学生たちの模型作品を展示しつつ、お茶室で和菓子と茶をいただく。茶室は、雨の中での制作が続き、スケジュール的に厳しい作業だったが、学生たちが頑張り、なかなか良いものが出来上がった。理事長や国広ジョージ先生、建築資料研究社の石塚さん、沼野さん、リクルートの取材の方々や一般参加の方をはじめ、いろんな方が来て下さった。 僕らの研究室としても、初めての試みで、少し心配だったが、みんなが協力してよくやってくれた。細かい部分ではいろいろと反省点はあるものの、イベントとしては大成功だったと言っていいだろう。 構想段階から研究室の学生たちとスタディを重ね、模型をいくつか作って確認を繰り返した。そうして、実際に1分の1で製作を行ったものが、具体的な建築空間としてちゃんと使ってもらえたことは、学生たちにとっても、きわめて貴重な経験となったに違いない。 スケール感も、思った通りの空間でずれていなかったので、良かった。 きわめて小さな、基本的な形ではあったが、建築を創る一連のプロセスを、一通り体験できたことは、有意義だったろう。失敗も含め、現場の雰囲気もある程度、感じ取れたに違いない。 参加・協力して下さったみなさん、茶道部のみなさん、どうもありがとうございました。 学内のお茶会を終えて、16時半、田町の建築会館へ。 ここで行われている、建築文化週間のArchi-TVの講演会に出演。倉方俊輔さん、北川啓介さんとともに、建築系ラジオのコアメンバーとして、いろいろな話題をめぐってディスカッション。 17時スタート。内容は3部構成となり、「いい建築、悪い建築」「正しい建築、正しくない建築」「建築家だけがヒーローなの?」という大テーマで、話が進む。 19時終了。その後、中庭で懇親会。いろんな大学の建築学生たちが集まっていて、盛り上がっていた。
by namty
| 2010-10-02 23:48
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